取扱分野

離婚

1 ご相談は早い段階で

離婚したいけれど、将来の生活が不安・・・。慰謝料や養育費、財産分与の額でもめている・・・。親権をお互いが譲らない・・・。相手の行方が分からず、離婚できずに困っている・・・。このような悩みを抱えていらっしゃる方は、お早めに弁護士に相談されることをお勧めします。早い段階でご相談いただくことで、今後、離婚手続きを有利に進めるために役立つ法的知識やアドバイスをさせていただくことができるからです。また、世の中には、対等の関係にあるご夫婦ばかりではなく、ときとして、弱い立場にある方が一方的に強い立場にある方からの法律的に公平とはいえない要求をそのままのんで離婚させられてしまうこともあります。なるべく早い段階でご相談いただくことがそのような事態を未然に防ぐことに繋がります。

また、当事務所には女性弁護士も所属しておりますので、女性の方で、異性には相談しにくいような内容であっても、女性弁護士に安心してご相談していただけます。

2 弁護士に依頼するメリット

最近は、弁護士だけでなく、行政書士の方や司法書士の方も離婚相談を行っているケースが多く見受けられます。それでは、弁護士に離婚相談をすることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず第一に、相手との直接交渉ができるかどうかという点があります。行政書士には、そもそも法的紛争についての代理権がないので、相手への書面をあなたに代わって作成することはできますが、そのことにつきます。慰謝料や親権、養育費、財産分与などの具体的な条件の交渉については、行政書士にお任せすることができないのです。 司法書士についても基本的には同様で、ただ、一部の司法書士には140万円以下の請求について直接交渉ができることになっていますが、普通はそれ以上の金額を請求することになりますので、やはり不都合が生じてしまいます。

第二に、話し合いがまとまらず、調停、審判、訴訟など裁判手続きになった場合、この手続きを任せられるかという点があります。行政書士や司法書士には離婚事件や親権、養育費に関する裁判手続きに関する代理権はありません。ですから、調停や訴訟になってしまった場合、それまで行政書士や司法書士に相談していたにもかかわらず、最終的な解決までお願いすることができなくなってしまい、時間と費用の面であなたにマイナスとなってしまうのです。 弁護士は、相談をお受けしたあとも、その後の交渉、離婚協議書作成、調停、裁判すべての手続きについて、高い専門的知識と豊富な経験を駆使して、あなたを代理して行うことができます。ですから、途中で依頼先を変更するというような心配をせず、初期の段階から安心して相談をすることができるのです。

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