足を使う(弁護士 狩野直哉)

突然ですが質問です。

あなたはある目的地に向かおうとしています。

その目的地にいくためには、電車やバスを使っても、歩いて行ってもかかる時間はほぼ変わりません。

このような場合、公共の乗り物を使うか、徒歩で行くのかどちらを選びますか。

 

乗り物を使っても、徒歩でも対して目的地に着くまで時間が変わらないという状況は、けっこうあると思うのです。

乗り物を使うにしても、その待ち時間や乗り換え時間を考慮すると、結局は徒歩と変わらないという。

 

弁護士が刑事弁護で警察署に向かう際にこのような事態が生じることが多いのです。

警察署というのは、もちろん例外もありますが、基本的に交通の便がよいところにはありません。

したがって、電車やバスを乗り継いでいかなければならなくなります。

ですが、頑張れば電車やバスを待たずに歩いていける距離にある警察署もあります。

ここで乗り物を使うか、徒歩でいくかで弁護士のスタンスが分かれます。

 

私は断然、徒歩派です。

元来気が長い方ではないのと(電車なんか待ってられない)、体を動かした方が何となく気分がいいので、歩きます。

地味に足を使って歩き続けることが、長い目でみれば健康にもよい影響があるのではないかと思っています。

ちなみに、健康診断の記事を昨日書いている野村弁護士は徒歩派です。

これに対し、毎回ブログでどこぞのエッセイストのような名文を書いている(身内びいきかもしれませんが・・・)新井弁護士は乗り物派なのです。

乗り物に揺られた方がよいアイデアが出るのかもしれませんね。

 

 

 

 

 



投稿者 小山法律事務所 | 2012年6月28日 09:06

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