同窓会(弁護士 五明 豊)
先日,小学校の同窓会に行ってきました。
本当に久しぶりの人ばかりで,20年ぶり位の人もいました。
ホテルに入り,会場近くまで行くと,ドアのところで受付の人がいました。しかし,受付の人,まったく覚えがない人です。
「あれ?あんな人いたっけ?」
「久しぶりすぎて誰だか判別できていないのではないか?!」
おそるおそる近づいてみると,同窓会の業者さんで,同窓生ではありませんでした。
「危ない,危ない,危うく騙されるところだった。」とわけの分からないことを思いながら,会場の入り口を入ると,「おお!久しぶり!」という声が飛んできて,見回すと同窓生の面々がずらり。
「お,久しぶりだね。」と言うと,どっと笑いが起こり困惑。
「いやー,外見も変わらないけど,久しぶりにあったのに淡々としているところが昔のまんまだよ。」
と言われました。
ああ,そういう笑いだったのかと安心し,その後,しばし談笑していました。
その後,乾杯の音頭があり,同窓会が開始されました。
周りの近況を聞くと,意外と結婚している人が少なかったのにびっくりしました。
晩婚化が進む現代の日本を見た気がして,評論家のような渋い顔でグラスを傾けていました。
仕事については,本当に職種はばらばらで,同じ業界の人はいませんでした。ただ,介護関係は数人いたので,やはり介護関係はこれからどんどん人手が必要になってくるし,介護職の人はもっと増えるだろうなと思いました。
自分も同窓生から,「仕事何してるの?」と聞かれ,「川崎で弁護士やっているよ。」というと,へぇーと周りの人が反応を示してくれました。
「昔から弁護士になりたいって言ってたもんな!」と言われました。
しかし,自分は小学生のころから弁護士を目指していた記憶はなく,本格的に決意したのは大学3年生くらいのころでした。小学生のころはプロ野球選手になりたいと言っていた気がします。
「いや,俺そんなこと言ってない。」というと,「あれ!?そうだっけ?」と言われ,「危ない,危ない。危うく俺の過去がねつ造されるところだった。」と,またわけの分からないことを考えていました。
(次回へ続く)
投稿者 小山法律事務所 | 2012年6月26日 09:42