福島レポート⑧ (弁護士 小山治郎)
昨年11月、福島県出身のライオンズクラブの方から段ボール1個分(30個)のリンゴをいただきました。福島産のリンゴ「サンふじ」でした。
リンゴの品種で一番有名なのは「ふじ」だと思います。「ふじ」は「国光」と「デリシャス」という品種を交配させたもので、甘みが強く歯ごたえもよいし日持ちもする品種だそうです。「ふじ」は袋をかけて栽培する有袋栽培で、色が鮮やかになり、貯蔵性が向上します。一方「サンふじ」は無袋栽培です。袋をかけない場合、日光が当たったか当たらなかったかでリンゴの色が変わってしまいます。そのため日光が満遍に当たるように世話をしなければならないそうです。しかし日光がよく当たっているので、糖分が多く、蜜もいっぱい入っています。リンゴの蜜とは、糖分が飽和状態になり溢れだし、芯のまわりが黄色くちょっと透明がかった蜂蜜のように見えるものです。このため「サンふじ」は、「ふじ」に比べると見かけは劣りますが、非常に甘くて美味しい。
私は毎朝パン食で、バナナ、トマトそしてリンゴを一緒に食べます。1日リンゴ4分の1個、妻とともに2日で1個のペースで消費し、ちょうど2ヶ月間で30個を食べ終えました。冷蔵庫に入れるみとみずみずしさがなくなるので、涼しい場所に保管して食べました。最後の頃になると、一部腐りましたが、腐った部分を取り除いて、30個全部を美味しく頂きました。
リンゴの生産地というと青森と長野が有名ですが、福島のリンゴも負けていないと思いました。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年6月25日 10:00