雪の予報と危機管理
最近,暖かい日と寒い日が交互にやってくるのが続きますね。
弁護士の狩野です。
本日も朝は雪の予報でしたが,今はスッキリと晴れています。
そういえば,先週の水曜日も雪の予報でしたよね。
この時は火曜日の夜からJR等は列車の運行を減らすというアナウンスをニュース等でしていました。
しかし,結局は雪はあまり降らず,列車の本数が減ったことによる駅での足止めなどが発生してしまいました。
(知人によれば,特に山手線の混雑は大変だったとか)
雪の対策のために,事前に手を打っておくという危機管理対策が,結果的に裏目に出てしまったのでしょう。
雪の場合の対策にもみられるとおり,
早め早めに手をうって,危機に備えておくというのは大切なことですが,コストがかかるし,何もなかったときにその投資は無駄になってしまうとも考えられます。
この危機管理点は,弁護士をどの段階から使うのかという問題に通じるものもあるような気がしています。
いわゆる「予防法務」といって,弁護士が未然に紛争を防ぐよう業務を行っていくという弁護士業務の分野もあります。
このような業務について,コストに見合うだけの成果が出せるように日々研鑽したいものです。
投稿者 小山法律事務所 | 2013年2月13日 08:51