福島レポート⑬ (弁護士 小山治郎)
7月27日から福島県田村市において、国が直接除染作業を始めました。来年3月完了予定とのことです。田村市の放射線量は、毎時0.1~0.5マイクロシーベルトであり、東京などと比べてかなり高い。幼い子どもたちを抱えた家庭では、母子で隣県等に避難し、家族が離れて生活する人たちも相当数にのぼると思われます。戦時中の疎開のようです。
除染作業が順調に進み、福島の子どもたちが放射線のストレスから解放され、のびのびと生活できる日が一日も早く到来することを願わずにいられません。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年7月30日 10:00