再度マグカップを買う(弁護士 新井裕子)
前々回の段階で愛用していたマグカップが割れ、
前回の段階で首相の顔(および任期開始時)がたくさん描かれたマグカップを買いました。
その時は「我ながら素晴らしい選択だ。凡人には到底思いつかない。
あと、『昭和〇〇年の首相は誰でしたっけ』などという話題になってもすぐに答えられるので安心だ。」
などと思い、300円というお買い得値段も手伝って、自分の選択の正しさを疑いませんでした。
しかし、一晩明けると、自分の選択の正しさを疑わなかった自分が心底疑われました。
だいたい、いきなり「昭和〇〇年の首相はだれか」という話をしてくる人もいないことに気が付きました。
そんな思いを抱えたまま、先週は久しぶりに横浜に行きました。
最初は横浜駅で降りてそごうなど行ったのですが、そごうはどこか郷里の大宮そごうと似ており、
とても懐かしい気分になりました。
ここでもマグカップをつい探しましたが、高名なキャス・キットソンのマグカップを発見しました。
きれいな色使い、大きな花柄。あるいは抑えの利いた水玉。
これをロンギヌスの槍の如く携えていれば、
たちまち周囲から「女子力が上がった」と評価されることは間違いありません。
しかし買いませんでした。
買っても良かったのではないかと、立ちさってから思いました。
その後、崎陽軒ビルでお茶を飲み、自分なりに横浜を実感した後(違う気もする)、みなとみらいまで歩きました。
いろいろあって、気が付いたらイエロー・サブマリンのビートルズの絵が描かれたマグカップを買っていました。
お店の方は一点ものだと仰っていました。きっと貴重なのでしょう。
しかし、私はそこまでビートルズに造詣が深くないので、こんな私が買ってしまってすいませんという気もしました。
あれから1週間弱たちますが、とても気に入っています。すいません。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年6月 1日 17:10