ツーリング紀行③~山超え~(弁護士 野村俊介)
こんにちは、野村です。
連載が長くなってきました。自分が何者なのか、わからなくなりつつありますが、気にせず進めます。普段何をやっているのか知りたい方は右側の本サイトをクリックください。
さて、ようやく高尾まで行き着きましたがいよいよ山越えです。
今までの経過は↓をご覧ください。
http://koyama-law.jp/blog/2012/04/post-12.html
http://koyama-law.jp/blog/2012/04/post-21.html
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休息を十分とって、高尾山越えに挑戦です。予想通り登り坂の連続。甲州街道上の最高地点は340メートル。これでたったの340メートル?後々のことを考えるとゴールまでたどり着けるか不安になります。
でも、340メートルといっても非常に厳しいです。心なしか空気が薄くなったような気もしないでもない(気のせいです)。
滝のようにといっては大げさですが、これだけ汗をかき、太腿つかったんだから-5キロ体重減でもおかしくない、と前向きに考えながら足を進めます。
そして懐かしの神奈川県に入り、相模湖に到着。相模湖って、相模原市ですよね。相模原市の広さを改めて実感します。こういった風に土地勘つかめるのもツーリングの醍醐味かもしれません。
なお、東京経由せずにまっすぐ向かった方が近かったんじゃない、という真っ当な指摘は受け付けません。
相模湖付近はしばらく穏やかなルート。左手に相模湖を見下ろしながらツーリングは気分爽快、ずっとこうであってほしいと心から思います。しかし、幸せは長く続かないもの。人生、山もあれば谷もあります。そしてここは山の中。
山梨県の上野原に入ったあたりから再び登り坂。体力的にも非常に苦しい、、ような気もしますが一度ピークを過ぎてしまうと意外と負担に感じません。感覚麻痺でしょうか。
そのような中、気がつけば空から何か降ってきています。これは、、、雨?大月を過ぎたころには視界に白い固形物まで見えるようになりました。・・・残念ながら雪にかわりました。なかなか過酷なシチュエーションが続きます。こんな時には日頃の行いには気をつけようと心から思います。
身体は暖まっていますが雨で体温下がって体力削られるのは非常に痛いので、できるだけペースアップ。
大月から都留を過ぎて、いよいよクライマックスです。最後の10キロで400メートル登ります。ここで大事なのはやっぱり同行者の存在。一人じゃないから頑張れます。お互い励まし励まし、目的地である河口湖付近に到着!
主催した仲間の一人(ツーリング熟練者)の見込み通り、日が沈む前に到着できたのでほっと一安心。
ここまで来れば余裕もうまれ、富士山駅に立ち寄り、山梨名物のほうとうをこの上なく美味しくいただきました。
そしていよいよゴールに到着。予定の110キロ、個人的には約140キロ走破です。
やり抜くことができたのは、何といっても一人でなかったからですね。心身ともに久々の感覚を味わうことができました。
走路:高尾~相模湖~大月~富士山駅~河口湖
距離:65キロ(110キロ)
時間:11時30分~17時30分
投稿者 小山法律事務所 | 2012年5月 3日 12:00