木更津に行ってきました 3 (弁護士 五明 豊)
前回からの続きです。
アウトレットを出た後,3時間も歩き続けていたのでお腹がぺこぺこになってしまい,食事に行くことにしました。
もちろん,木更津の竹岡ラーメンを食べるつもりでした。
しかし,時間が夕方になっており,あまり遠出をするとアクアラインが混雑すると思い,
竹岡ラーメンはあきらめ,近くのラーメン屋に入ることにしました。
自家製麺ばくばく
威勢のいい兄さんが「いらっしゃいませ!」と声をかけてきて,座って待つこと5分。
ラーメンきました!
鶏がらのきれいな色をしたスープ
竹岡ラーメンを筆頭とする房総の濃い色の醤油スープがまわりに多い中で,このスープは意外でした。
食べてみるとおいしい!
チャーシューがレアで,使っているネギなども非常においしい。
なんとも礼儀正しいラーメンという感じがしました。
濃いのを食べると胃がもたれる...という人にはぴったりで,薄味ですがしっかり味付けされた
上品な味でした。
この店,ただの店じゃないなと,ネットで調べてみると,新人の賞をとった有名店のようでした。
何より驚きだったのが,ここの店主さんは20歳で開店したようなのです。
ネットの記事などを読みながら,「開店する前は,まわりの人に止められたろうな。」と思いました。
「もっと修行してから!」「お前にはまだ早い!」
周りからそんな声が飛んだのではないかと思います。
しかし,完璧な状態でスタートが切れることなど珍しく,ある種の思い切りの良さが必要だと思います。
「鉄は熱いうちに打て。」「思い立ったが吉日。」などといいますが,物事を決めるうえでタイミングは極めて重要だと思います。
頭で深く考えるのも大切ですが,考えたことを行動に出さなければ現実は変えられません。やはり思い切りの良さが大切です。
しかし,人間それがなかなかできません。行動に出ない言い訳を考えては尻込みを繰り返します。
きっと,この店の店主さんは,弛まぬ努力に裏付けられた自信が行動に結びついたのだろうと思いました。
このお店にはぜひ頑張ってほしいなと思いました。
お腹を一杯にして,活力をもらい,お店を後にしたのでした。
3回分けてお送りしました木更津シリーズも今回で終了です。
たった1日の出来事でしたが,とてもいい気分転換になり,業務にも張りがでました。
今後も気持ちのいい休日を過ごしたいものです。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年5月15日 08:39