ツーリング紀行②~西へ西へ~(弁護士 野村俊介)
おはようございます。弁護士の野村です。
前回に続いて自転車ツーリングのお話です。いざ山梨へ!
前回の記事については↓をご参照ください。
http://koyama-law.jp/blog/2012/04/post-12.html
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新宿から出発ということなので、まずは都内を抜けなければ。
時間帯と場所の関係で交通量は多く、非常に走りにくい。車にとっても走りづらいでしょう。
いずれにせよ、早く混雑から抜けるのが1番、ということでなるべく車の邪魔にならないよう気をつけながら走行。
甲州街道をひたすら西へ西へ。
順調に進むも、高井戸を過ぎた付近でちょっとした問題発生。問題発生というより、問題に気がつきました。
それは乗っていたバイクの違い。どうやらこれが速度に影響しているようなんです。
ここでバイクの種類の説明を簡単に。
同行者が乗っていたのはみなロードバイク。これはロードレースに使われるもので、スピード重視の造りになっています。
これに対して、私が乗っていったのはクロスバイク。クロスバイクの定義ははっきりとはしていないようですが、イメージとしてはロードバイクとマウンテンバイクを足して2で割ったような感じ。舗装していない道路でも使用できるのがメリットのようです。
それにしても、両者はそんなに違うもの?
これが結構な違いがあるみたいで。
違いの一つはタイヤの太さ。ロードバイクの方が断然ほそい。
そうすることで路面との摩擦による減速が少なくできるんですね。だから、スピードが違います。
もう一つはバイクの重さ。私のバイクは車体が鉄で持ち上げるには両手つかわないととても無理。
対するロードバイクは片手でも持ち上げられる程度の軽さ!
もちろん、重さはそれぞれの自転車によってまちまちですが、長時間走ることを考えたら、この違いは大きいです。
とはいえ、今さらそんなこといっても始まらないので、割り切って何とかくらいついていきます。が、徐々にパワーダウン。
府中あたりで限界を感じ始めます。
集合場所から目的地までの距離はこの段階でまだ1/4程。まだまだ序の口、平坦なコースなのに。
山の中で動けなることもあるよなぁ。ここらが限界なのか・・・?そもそも自分はナニモノ?
などなど苦しくなると余計なばかり頭をよぎるものですが、同行者もいるしここで諦めるわけにはいかない!という気持ちが上回ります。小休止をしながらも歩を進めます。
そんな中、友人のアドバイスでサドルをあげたおかげで速度も少し回復。体力補給も適宜行ったおかげでだいぶ落ち着いてきました。限界は身体ではなく頭で決めようとするものなんですね。本当の限界は自分で思うよりもっと先にある。久しぶりに実感しました。
そんなこんなで高尾に到着。いよいよ山越えに挑戦です。
~続~
走路:新宿区~府中~高尾
距離:45キロ
時間:6時30分~10時
投稿者 小山法律事務所 | 2012年4月26日 10:00