ロンドンオリンピックその2 (弁護士 川野義典)
「今週も、どうせサッカーネタじゃないの?」と思われた方。
おしい。半分正解です(笑)。
男子サッカー、女子サッカー共に準決勝進出を決めましたね。
女子サッカーは比較的に上位進出の常連となりつつありますが、男子が準決勝に進出するのは何と44年ぶりなのだそうです。
あの中田英寿や中村俊輔らを擁した黄金世代ですらベスト8止まりだったのですから、それを思うと、今回のベスト4進出が如何にすごいことなのか分かって頂けると思います。
ここまで来たのなら夢は大きく、是非男女ともに金メダルを取って貰いたいものです!
さて、ここからは、残る半分のネタにまいりましょう(笑)。
今週、サッカー以外に特に印象に残ったのは、競泳男子のメドレーリレーでした。
それも、銀メダルを獲得したという結果自体よりはむしろ、試合後の選手の言葉がとても強く印象に残りました。
「(北島)康介さんを手ぶらで帰らすわけ行かない」
ご存じのとおり、今回のオリンピックで北島康介選手は、金メダルを期待されながらも、100メートル、200メートルともにメダルを獲得することが出来ませんでした。
年齢のことを考えると、ひょっとしたら、今回が最後のオリンピックになってしまうかも知れません(そうならないことを、願っていますが)。
そんな北島に何とかメダルを持ち帰って貰いたいとの思いから、他の3選手は事前に上記のように話し合っていたのだそうです。
すばらしい競技自体やメダル獲得という結果が、見る人に喜びや感動を与えてくれることはもちろんですが、それ以外の、上記の様なエピソードもまた人々の心に感動を与えてくれます。
ロンドンオリンピックも残すところ半分を切りましたが、今後も、このような心温まるエピソードが沢山生まれるだろうことを楽しみにしています。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年8月 5日 22:00