結婚式の余興について(弁護士 狩野直哉)
先週の土曜日は、友人の弁護士の結婚式に出席してきました。
とてもよい結婚式で、よい時間を過ごさせていただきました。
何よりも、新郎(友人)が号泣しており、その姿は感動的でありました。
しかし、新郎のその姿は、何か変顔をしているようにも見えたのです。感動的なシーンなのに、なぜか笑いがちらほら起きていました。
(私もなぜか笑いが出てしまいました。新郎新婦及び親戚の方々ごめんなさい)
で、余興なのですが、新郎が弁護士だけに、法曹仲間で模擬裁判をやろうというベタな発想で、それを実行したわけです。
しかしながら、裁判のように一般の方にわかりにくいものを、余興でやるのも難しいわけです。
やはり見事に内輪ウケ程度の余興の仕上がりになってしまった気がしています。
もちろん我々なりに準備に時間をかけ、がんばったわけですが、なかなか難しい。
そもそも、結婚式の余興というものは、2次会のそれとは異なり、内容的な制約があるという問題もあります。
結婚式は親類縁者やお偉方が出席しているわけですから、あまり品位を害する行動はできないわけです。
最近は、結婚式でも男が半裸で踊ってみせたりという余興もあるようですが、個人的には、どうしても品位を害する行動と評価せざるを得ません。また、過度の暴露ネタも同様です。
美しく、かつ、感動を与える、そんな余興が結婚式では求められていると感じています。
そんな中、今朝テレビを見ていて、余興になりうるのではないかと思ったものがあります。
それは、ラジオ体操です。
NHKのラジオ体操をテレビで見たのですが、プロの方の動きというのはやはりすごかったです。
同じ屈伸運動でも、一般人とは明らかに違う、美しい動きをしていました。
複数人で、美しいラジオ体操ができれば、これはこれで立派な余興になるかもしれません。
これから知人の結婚式で余興をお考えの方に、本格的なラジオ体操を提案したいと思います。
※ただし、決して、男性が半裸で体操をするとかいう逃げはしないでください。
男性がレオタードを着て体操をするというのも同様です。
投稿者 小山法律事務所 | 2012年6月14日 19:14